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No.78
 墓参用お花の上手な選び方・・ (2007/8) 


初盛りのひまわり

真夏の太陽もすぐそこまで来ている今日この頃ですが、異常気象や大型台風の到来で、生鮮野菜、花きの切り花には旧盆の需要期がちょっと気になります。気温の高い日が長期間続くと野菜や花は、生育が一段と速まり、軟弱な商品が前倒しに出荷され、需要期を外れると、価格が低迷して、コスト割れとなり、野菜などは、農場の段階で処分される状況です。花きに関しては、市場価格は弱含みながらも、何とか売れていますが、2〜3週間前倒しで前進出荷されると、その後の大量需要期に品薄となり、花が揃わないという現象が生まれます。まさに今年の旧盆が心配です。

今日は、旧盆を間近にした切り花流通の裏話に注目してみました。盆暮れの仏花は、昔から花屋が中心で販売していましたが、90年後半からは、大手の量販店が直接販売する個人向けのカジュアルフラワーと、専門店という花屋と2極化されて参りました。
 お盆の切り花と言えば、夏キク、リンドウ、小菊、ユリ、カーネーションやケイトウ、ホウズキ等である。産地から見ると夏菊では、愛知、長野、福島、九州地方等であるが、輸入菊も最近では、注目されてきました。リンドウでは、山形、福島、長野等である。夏の小菊、スプレイギクの産地は、愛知、群馬、栃木、東北地方や九州、沖縄地方等である。夏のカーネーションでは、北海道、長野、栃木等ではあるが、外国産の商品も見逃せない。コロンビア、タイ、最近では、中国からも入ってきました。お盆のホウズキは、九州の長崎、大分、熊本地方が代表ですが、静岡、千葉でも、歴史がありました。輸入切り花では、オランダ、アメリカ、ニュージーランド 、コロンビアですが、最近では中国、韓国、マレーシア、そしてインド、アフリカからも入っています。

又、切り花の輸入量では2006年でマレーシアから7,900トン(金額 573,100万円)、タイから4,060トン(金額 355,200万円)、中国から5,096トン(金額  234,600万円) 、コロンビアから3,124トン(金額438,400万円) 台湾からは、2,742トン(金額210,500万円)、ニュージーランドからは、816トン(158,500万円) 、韓国からは、5,209トン(金額157,400万円) 。切り花の日本の2006年度、輸入量は34,481トン(金額 2,805,300万円) になります。そして、旧盆を含めた平成18年8月の月に農林漁業家を除いて1世帯あたりの園芸用品、鉢、切り花含まれますが購買金額1,260円です。 秋彼岸では、1,006円です。以上の様な統計調査から見ると、1兆円産業の花き業界の中で全国で消費されている約3分の一は、外国産で、3分2が国内産と成ります。今後、皆様方が商品をお選びする際の道しるべになれば幸いです。又、毎月、神棚に飾られるお榊も同様の事が言えます。
(財務省関税局・外国貿易統計より・総務省統計局の家計調査による・花き流通コンサルタント 福徳八十六先生の資料により)
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